2017年8月16日

「無謀な作戦」

あたしはもうTVを断舎利したので観てませんが、あの戦争の真相を知ってしまうと、あれは「無謀な作戦」とは決していい難いのです。
つまり、無謀な作戦をあえて意図的に行なった極秘作戦とでも言ったら良いでしょうか。大衆にはちょっとやそっとでは見抜けない作戦なのです。
何を云わんとしているか、それはあの戦時中の作戦のほとんどに、通常の戦争観(二極間の戦い)ではとうてい理解しがたい矛盾が一杯あふれているのです。
いちいち例を挙げませんが、どれを取っても実に巧みに「無謀な作戦」を意図的に行なう作戦ばかりで、極めつけは広島原爆の前夜祭イベント。
イベントにあわせて、皇軍三万人を広島に集結させて、無意味な穴掘り作業に従事。
今でも、ことの作戦をやった奴らは「無謀な作戦」であってほしい、大衆はそう思って一生どころか末代までそう語り継いで欲しいと願って、本当のことは口が裂けても語らないでしょう。
戦争を体験した方や遺族の方々は知らないほうが幸せだと思います。

[NHKスペシャル]ドキュメント太平洋戦争 第4集 責任なき戦場 ~ビルマ・インパール~|番組|NHK 戦争証言アーカイブス

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