2010年8月4日

パラレル・ワールド

バシャール・須藤元気の対談より抜粋

しばらくの間は、ポジティブなエネルギーもネガティブなエネルギーも、両方経験できるでしょう。しかし、近い将来、ポジティブなエネルギーの人々はポジティブな地球だけを、ネガティブなエネルギーの人々はネガティブな地球だけを見るようにシフトしていきます。 
ポジティブな地球とネガティブな地球は、まるでパラレル・リアリティのようになり、その2つのリアリティを同時に見ることはできなくなります。ネガティブな地球とポジティブな地球を同時に体験することはできなくなるのです。 
これは同じ地球を異なる角度から見ているのではなくて、文字通り2つの異なった現実、2つの異なった地球になるのです。
いわゆるパラレル・ワールドというわけです


パラレル・リアリティとしての地球は、量子力学のエヴェレット解釈(ヒュー・エヴェレット<Hugh Everett>が1957年に発表した定式化)みたいに無限にあるということです。
無限の数のパラレルな地球がすでに存在しています。パラレル・リアリティのすべてが、すでに「今、ここ」にあるのです。そして、あなたがどのリアリティを経験するかは、あなたの波動が決めています。 
私たちがそのことをテレビの番組のようだと説明したことがあるのを思い出してください。同じ時間帯にさまざまな番組が放映されていますが、あなたが一度に見ることができる番組はひとつだけですね。 

地球上の大部分の人は、今はポジティブとネガティブの両方がある同じ番組を見ています。 
けれども、遠からざる将来、ポジティブな番組だけを見る人々、ネガティブな番組だけを見る人々というように別れます。両方の現実が共存していますが、それぞれのリアリティはお互いに他者を感じることはできません。ちょうど今現在もパラレル・リアリティは存在しているけれども、あなたの目にはそのリアリティが見えなくて、あなたのリアリティが、それ以外のパラレル・リアリティに住んでいる人には見えないのと同じことです。 


でも、すべてが「今、ここ」にあります。すべてのリアリティが「今、ここ」に重なって存在しているのです。ただ、波動が違うので、ひとつのリアリティにあるときには、それ以外のリアリティを体験することができないのです。現在では、量子物理学者もこれが真実であると理解しています。  
あなたのまわりの世界は、あなたの意識の波動が映し出されたものです。ですから、もしあなたが存在していなければ、あなたのまわりの世界も存在しないのです。
物理的な現実とは鏡にすぎません。どんな波動であれ、あなたが送り出している波動を鏡のように映し出してくれるだけです。


鏡を見たとき、鏡の中に見えているのは単に光が反射して見えているだけであって、鏡のこちら側にいるのが自分だというのはわかりますね。
物理的な現実とは、あなたの外側にあるのではないのです。あなたの意識の内側にあります。それが外に映っているだけです。


しかし、地球上の多くの人は、鏡に映っているもの、投影されているものが現実であると考えるように教えられていますから、現実を変えたいとき、自分自身を変えるのではなく、鏡に映し出されたもの、投影されたものを変えようとしてしまいます。 

宇宙論で論争の種になっている「人間原理」とか、量子力学の世界でフォン・ノイマン(John von Neumann)が提唱した波動関数の「収縮」の話と同じですね。この実在世界は観測者としての人間意識の媒介なしには語れない。


2025年から2033年の間に、地球はパラレル・リアリティへどんどん分裂し始めます。そして、2033年から2050年の間には、もはや地球上でネガティブな現実はなくなるでしょう。


バシャール・須藤元気の対談より抜粋

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